父親も子育てに参加する時代
今、ボクの隣にはウチのベビがスピスピと熟睡してる。

ママは、週末の夜はパートタイムで知り合いのお店で働きに出てるから、代わりに父ちゃんがご飯食べさせて、お風呂入れて寝かしつけてるんだ。
今までは、自分の事だけをやってくれば良かったけど、自分の思い通りに動いてくれない赤ちゃんの面倒を見るのはなかなかにハードジョブだ。これは、いざ育児に参加するまで決して解らなかったことだ。
奥さんがせっかく作ってくれたご飯は投げ散らかすは、ちょっと目を離せば危ない高さによじ登りハラハラさせられるは、服は素直に着てくれないわ、、、
自分もこうだったんだなと思うと、やはり親には頭が上がらないもんだな。。
ボクの職場はここニュージーランドでも特殊な場所で、テカポというかなり田舎の観光地だ。
家から職場まで徒歩10分ほど(クルマで5分)だから、お昼休憩に帰ってきたりできる。
最近、奥さんから覚えた単語、『ワンオペ』
ワンオペ育児ともいい、"ワンオペレーション"の略らしい。
要は、奥さん、もしくは旦那片側による育児スタイルのことだ。
日本の家庭では、まだまだワンオペにならざるを得ない環境の方も多いのではないだろうか。
例えば、郊外から都心部に電車で1〜2時間通勤が必要なパパなら、お昼にウチに帰ることはもちろん、朝出勤する前、夜帰宅した後に子供と顔を合わすのも難しくなるだろう。
カラダの距離はココロの距離とはよく言ったもので、(これは恋愛で使われる表現だけど)
子育ても、自分でご飯をあげたり、お風呂に入れてあげたり、一緒に散歩したりすることによって愛着が湧いてくる気がする。
それに、やってみたらわかるが、(やってみても分かりきれてないだろうが)奥さんにかかる負担は旦那の比じゃないだろう。
ボクは育児を経験するにあたって、この世の中に蔓延する社会的な問題のほとんどは、『子育ての環境』によるものではないだろうかと思えてきた。
奥さんの育児ノイローゼによる鬱、旦那の家庭放棄や不倫、子供の非行や反抗期。学校でのイジメやなんかも。

これらのものは、ほとんどの場合、『相手に対する愛情や思いやりの行動不足』が引き起こしてるのではないか、という気がしてる。
次回は、どうすればこういった環境を改善していけるのかについて、思いついたことを書いていこうと思う。
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